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鎮魂の舞


4月9日(土)17時〜
京都芸術センター(旧明倫小学校)にて、東日本大震災慰霊の為、
鎮魂の舞を公開いたします。
鎌田沙織は、その内容に賛同し、出演者として参加いたします。

写真は、2009年・弘前城にて撮影


震災で多くの被害が出たことで、気付かされたことは沢山あります。
でも、それ以前に、私たちが気付き、出来たことは沢山あるのではないでしょうか?

アート(Art:芸術)は、そのひとつだと思います。

今回の震災で私自身が感じ、気付いたこととして、『自分で選択する』ことがあります。
大きな不安を抱えた時、自分はどう言う選択をするだろうか。
不安が無い時ですら、自身で考えることを放棄していないだろうか。

例えば、義援金を、本当に必要とされている場所に寄付することは、とても難しいこと。
なぜなら、世の中の噂や、流行に惑わされずに、
自分で調べて、自分の力で判断しなければならないからです。
大きな団体に寄付するよりも、もっと必要としている場所に目を向けるためには、
自分で調べ、判断しなくてはなりません。

自分の意見を持ち、考え、行動することは、意外と難しいのかもしれません。
その中でいま、私が自分なりに考え選択したことは、アートの力を信じることです。
芸術の力、表現することのエネルギーは、大きいものだと信じています。

4月9日17時〜
京都芸術センターに、ただ一本だけ生えている桜の木の下で、
身体表現を通じた慰霊を行います。
お近くへ起こしの際には、お立ち寄りくださいませ。
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